誰か覚えがあるんじゃないかと

昔のメモを消した。

パソコンのホントちょっとした文字の集合体。消してもストレージが増えることなんてないんじゃないってくらいの文字たちを消した。

それらを作ったのは大学の時。

何か思ったことがあった時、140文字で世界中に発信するんじゃなくて、ほとんど文章になってない言葉たちをこのノートパソコンに閉じ込めた。

大概が辛いことだった。

喜んでる時や、楽しんでる時は健康的な精神をしているのでこんなところで黙々と文字を製造し続けなくていいのだ。

ただ悲しい時、苦しい時はどうしても文字を閉じ込めたくて仕方ない。

でも手書きの文字で書いてしまうとどうしても血なまぐさいような感じがして気が引ける。

歪んだ文字や罫線からはみ出した文字がハッと気づくと紙一面に広がって目の前に突き出される。

それを見てまた落ち込む。

その点パソコンは良かった。どこにでもつながれるようなツールでありながら、Wi-Fiを消してしまえばこいつはどこにも私を連れて行けず、また余計な情報を連れてくることもない。

しかもどんなに私がぐちゃぐちゃな気持ちをぶつけたって、理路整然とした画面しか見せてこない。なにひとつ乱れない。それが本当に私の気持ちだったのか疑いたくなる。でもなぜかすっきりする。私のぐちゃぐちゃした気持ちなんて外に出してしまえばこんな風になんてことのない文字の羅列で表すことができて、どこか嘘っぽくなるから。

冷静に見れる。アホらしいと思える。画面を見て途端どうでもよくなる。

どうでもよくなる。

こんな風にキーボードを打ってどうでもよくなることや、済んでしまうことなんて大して重要じゃないんだ。

 

 

 

 

 

 

でも結局こんなところでこんな風に書く自分ってば弱くて情けなくて相当かっこ悪い(ラップしながら読んで)。

結局つなげてしまったWi-Fi

登録しちゃったブログを早速書き、

結局は一人語りをやめられない。

こんなに自分語りの機会をたくさん与えられてしないではいられないではないか。

馬鹿みたいに自分の話を聞いて欲しくてしょうがない。

みんなも覚えあるよね。ね?

 

 

文字でアウトプットは絵や作品みたいに変にオドロオドロしくならないと思っているのだけど(書く内容によるけど)自分をありのままにわかってもらおー!何てバカなこと考えたらやっぱり自伝とか書くでしょ。絵にしてわかってもらおうとかあんまり思わないでしょ。音楽で表現しようと思っても、きっと大多数は歌詞つけちゃうでしょ。

アイラブユーって言っちゃうでしょう。

そう、言いたいことは言わなきゃ伝わらない。

繋がってないパソコンぽちぽちしててもわかってくれないこの世界は。

声をあげたものの方が有利にできているのだ。

 

 

 

 

…ので、このブログを立ち上げたことで何かよくわからないけど何か変わるかもしれないので三日坊主ブログをここに開設したことを宣言します。